2008年11月21日金曜日

中国映画

最近DVDでたて続けに映画を観ました。どちらも中国映画です。まずは「長江哀歌(エレジー)」。三峡ダムで沈んでゆく街を舞台にしたお話。これがなかなかよい映画だったので他にも観たくなってまた借りてきました。今回は「トゥヤーの結婚」。内モンゴルが舞台のお話です。これも味わい深い映画で、見終わったばかりの今、いろいろ語りたい気分なのですが。

長くなりそうなのでひとつだけ。映画にはお酒がちょくちょく登場します。どれも中国の白酒。アルコール度数が50度前後の強いお酒です。登場する人たちはいろいろ厳しい現実に直面するたびに「もう人生やってらんないわよ」という感じで必ずお酒を飲んでいました。ぐいっと。主人公のトゥヤーが家族のために愛してもいない人との結婚を決めたとき、グラスの白酒を飲み干した場面が特に印象的でした。泣けました。映画に出てきた人たちの人生にお酒はなくてはならないものなのです。酔うことで現実逃避するのではなく、お酒を飲みながら「負けないわよ」って自分に言い聞かせる感じ。そういうお酒の飲み方もあるんだなあ。

内モンゴルを舞台にした映画はいくつか観たけど、草原の風景が本当にステキでした。私は盆地で山に囲まれて育ったので、何にも囲まれない風景、行っても行っても草原が続いているだけというのはどんな感じだろうと憧れの気持ちをもっていつも見ています。

中国にいたときに内モンゴルも行っておけばよかった。それもし残したことのひとつです。いつか叶うかな。ちなみに餃子の皮づくりは先日叶いました。

2008年11月11日火曜日

餃子

中国人に餃子の作り方を習う講習会に参加しました。もちろん皮から手作り。教えてくれたのは日本に来て10年の劉さん。集まったのは老若男女いろいろの10数名。この日の持ち物は皮を伸ばすめん棒と、野菜を刻むスライサー。

餃子の皮に使うのは、薄力粉とぬるま湯。それだけ。混ぜる割合は、粉:水が2対1。なんてシンプル!粉にお湯を少しずつ入れてこねていきます。餃子の餡にいれたのは合い挽き肉、大根、にら、生しいたけ、にんじん、サラダ油、ごま油。ゆでた大根は日本ではあまり使わないけど、中国ではよく入れるそうです。

劉さん、やっぱり中国人だなあ、と思ったのが油の使い方。餡には油も入れるんだけど、それがかなりの量なのです。挽き肉は1キロ用意されていたんだけど、それがすっぽり隠れてしまうまでどんどん油を入れる劉さん。

「おおおおおっ。」

一体どこまで油を入れるのかと見守る私たち。驚いている様子をみて劉さんが恥ずかしそうに言った。

「実はこれでもまだ控えめに入れているんです。
 日本人って油はあまりすきじゃないでしょ。」

そして皮作り。生地を小さくちぎって、まるめて、つぶして、めん棒を使って薄くのばす作業。まずは劉さんがお手本に見せてくれる。

「おおおおおおおおっ。」

はやい!おみごと!中国人の子どもは10歳前後から餃子の作り方を親に教えてもらうそう。年期の入っためん棒づかいに、一同また声を上げてしまうのでした。できた皮に餡を包んで餃子の出来上がり。もちろんゆでて水餃子にして食べました。中国では焼き餃子ではなく水餃子が一般的な食べ方です。

ゆでたてあつあつの水餃子。もちもちして本当に美味しかったです。餡にあんなに油を入れたのにちっとももたつかなくて、いくつでも食べられる感じ。実はうちに帰ってもう一度作ってみました。お昼も夜も餃子。たくさん作ったので次の日も餃子。餃子ざんまい。

初めて皮から作った餃子。数年越しの想いがやっと叶いました。